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本を読む本。
東京は一昨日、昨日と雨と風がすごかったです。季節はずれの台風かと思うほどでした。雨はきらいではありませんが、できることなら、いつもしとしとと降ってほしいものです。
今日は、昨晩読んだ本の紹介をしようと思います。
この本、原題は"How to Read a Book"です。「本を読む本」という訳はすばらしいな、と思いながら読んでいました。訳者は、最近本屋さんで平積みにされている「思考の整理学」という本を書かれた外山滋比古さんです。この「思考の整理学」を読んだとき、外山さんの文章は面白いなぁ、という印象を受けたのですが、この「本を読む本」も、とてもわかりやすい文章で書かれていました。
この本自体は、これまたフォトリーディングの講座で園先生がお薦めされていたのがきっかけで購読しました。内容はやはり大変参考になるものでした。フォトリーディング・ホール・マインド・システムは、本を最も効率的に読むための手法なので、開発者のポール・シーリィが参考にしている本(この本がまさにそうです)を読むと、フォトリーディングに関する理解も深まるし、普段どれだけ自分が無意識的に本を読んでいるかということを思い知らされる気がします。
内容としては、著者は読書には四段階のレベルがあるとしながら、それらをそれぞれ初級読書、点検読書、分析読書、シントピカル読書と名づけています。簡単に言うと、初級読書は小学校過程で身につけられるような読書方法であり、点検読書は組織的な拾い読みをしてその本が何について書かれたものであるかを理解する読み方、分析読書はその本を完璧に理解するための読み方、シントピカル読書は一つの主題について何冊もの本を関連づけて読む方法で、最も複雑で組織的な読書法です。
私はこのうち、特にシントピカル読書についての理解を深めたい目的で本書を読みました。フォトリーディング講座の中にシントピックリーディング講座というものもあるかと思うんですが、そのシントピックリーディングの理論は、本書のシントピカル読書による部分が大きいと聞いたことがあったので、とても興味深く読みました。
シントピカル読書はなにかの分野を研究し、論文を書く場合に非常に便利な読書法だそうです。著者によれば、シントピカル読書を行うには準備作業を行ったのちに五つの段階に分けられた読み方をしなけらばならないそうです。ここでは詳しくは述べませんが、2年間で修士論文を書き上げなければならない自分にとって、この方法はこれからかなり参考にしていくだろう、との考えを読了後に持ちました。
論文を書く際に重要なことは、誰か一人の著者の意見に偏ることなく、さまざまな著者の考えをよく理解し分析したうえで、その中から見えてくる論点を探し出し、問題の解決のために自分の見解を述べることだと思います。現在の自分にはまだまだその力が足りないので、これからこのシントピカル読書を実践していきながら、2年後には良い論文を書き上げたいと思います。
特に研究をしたり論文を書く必要性のない方でも、本書を読んで本を読むのと読まずに読書を続けるのとではかなりの差が出てくると思います。フォトリーディング・ホール・マインド・システムの要は、目的を持って読書を行うか否かだと私自身は思っているのですが、その点から考えても、ぜひ一度読んでみることをおすすめします。
今日は、昨晩読んだ本の紹介をしようと思います。
![]() | 本を読む本 (講談社学術文庫) (1997/10) モーティマー・J. アドラー、C.V. ドーレン 他 商品詳細を見る |
この本、原題は"How to Read a Book"です。「本を読む本」という訳はすばらしいな、と思いながら読んでいました。訳者は、最近本屋さんで平積みにされている「思考の整理学」という本を書かれた外山滋比古さんです。この「思考の整理学」を読んだとき、外山さんの文章は面白いなぁ、という印象を受けたのですが、この「本を読む本」も、とてもわかりやすい文章で書かれていました。
この本自体は、これまたフォトリーディングの講座で園先生がお薦めされていたのがきっかけで購読しました。内容はやはり大変参考になるものでした。フォトリーディング・ホール・マインド・システムは、本を最も効率的に読むための手法なので、開発者のポール・シーリィが参考にしている本(この本がまさにそうです)を読むと、フォトリーディングに関する理解も深まるし、普段どれだけ自分が無意識的に本を読んでいるかということを思い知らされる気がします。
内容としては、著者は読書には四段階のレベルがあるとしながら、それらをそれぞれ初級読書、点検読書、分析読書、シントピカル読書と名づけています。簡単に言うと、初級読書は小学校過程で身につけられるような読書方法であり、点検読書は組織的な拾い読みをしてその本が何について書かれたものであるかを理解する読み方、分析読書はその本を完璧に理解するための読み方、シントピカル読書は一つの主題について何冊もの本を関連づけて読む方法で、最も複雑で組織的な読書法です。
私はこのうち、特にシントピカル読書についての理解を深めたい目的で本書を読みました。フォトリーディング講座の中にシントピックリーディング講座というものもあるかと思うんですが、そのシントピックリーディングの理論は、本書のシントピカル読書による部分が大きいと聞いたことがあったので、とても興味深く読みました。
シントピカル読書はなにかの分野を研究し、論文を書く場合に非常に便利な読書法だそうです。著者によれば、シントピカル読書を行うには準備作業を行ったのちに五つの段階に分けられた読み方をしなけらばならないそうです。ここでは詳しくは述べませんが、2年間で修士論文を書き上げなければならない自分にとって、この方法はこれからかなり参考にしていくだろう、との考えを読了後に持ちました。
論文を書く際に重要なことは、誰か一人の著者の意見に偏ることなく、さまざまな著者の考えをよく理解し分析したうえで、その中から見えてくる論点を探し出し、問題の解決のために自分の見解を述べることだと思います。現在の自分にはまだまだその力が足りないので、これからこのシントピカル読書を実践していきながら、2年後には良い論文を書き上げたいと思います。
特に研究をしたり論文を書く必要性のない方でも、本書を読んで本を読むのと読まずに読書を続けるのとではかなりの差が出てくると思います。フォトリーディング・ホール・マインド・システムの要は、目的を持って読書を行うか否かだと私自身は思っているのですが、その点から考えても、ぜひ一度読んでみることをおすすめします。
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